寝室の明かりや音にも気を使う

ストレス解消の決め手は睡眠にあり

誰もが実践できるストレス解消法は、睡眠の質を良くすることです。慢性的なストレスを抱えている人は、睡眠のリズムが崩れていることが多いです。最適な睡眠環境は人により変わってきますが、明かりや音が睡眠の質に影響を与える点は万人に共通します。大切なのは自分が心地よいと感じる空間に仕上げることです。

例えば、寝室の明るさは真っ暗が好きな人と、常夜灯をつけた状態が良いという人に分けられます。なかには部屋を明るくしないと怖くて眠れないという人もいますが、明るいとメラトニンの分泌が鈍くなるので睡眠の質は低下します。音に関しては本人が騒音と感じられるものは睡眠を妨げるので要注意です。一方で心身をリラックスさせてくれる音に関しては、逆に睡眠を促してくれる傾向があります。

夜型生活の人が睡眠の質を高めるコツ

昼夜逆転の生活を送っている人は、昼間に眠ることになるでしょう。しかし昼間の睡眠は質が悪くなりやすく、布団に入っても3~4時間で目が覚めるという人が少なくありません。そこで睡眠の質を少しでも高めるために、アイマスクを使用してみてください。光を遮断すれば格段に入眠が促進されますし、睡眠の質や寝起きも良くなります。アイマスクが合わないという人なら、遮光カーテンで日差しをカットする方法がおすすめです。

騒音を抑えるには耳栓を使用する方法がありますが、目覚まし時計が聞こえにくくなる問題があります。それは困るという人は、音自体を減らす工夫をしてください。例えば道路沿いに寝室があるならば、道路から離れた部屋を寝室にするのがおすすめです。